この記事では、実際のリアルな営業電話の詳細と、凄腕営業トークの営業に引っかからないための気をつけるべきポイントをまとめます。
管理人・蜜子の会社は、起業して6期目のまだまだ小さな会社ですが、固定電話の番号をHPに載せている為か営業電話はよくかかってきます。
大抵はダイレクトな営業電話が多いのですが、今回は、うちの会社に仕事を依頼したいという嬉しい営業の電話でした。
しかし実は、月額会員費を払ってくれれば仕事を依頼しますよ!という逆営業のオチでした(笑)
そのあっぱれの営業トークのスキル術!
本当に勉強になりました。
電話問い合わせの経緯と凄腕営業トーク
お忙しいところ申し訳ございません。
御社のHPを拝見させて頂き、お電話させていただきました。
社会人の常識トークだね。ちゃんと見てるぞアピール!
そこで、ぜひお仕事をお願いできないかなと思いましてご連絡いたしました。
おっ!これはいつものお金取られる話ではなく貰える話?
弊社は、中小・零細企業様のコンサルをしている会社でして、都内1万社程度をクライアントとして顧客に持っております。
その中で、海外進出や海外から商品を仕入れたいというお話いただくことが多くてですね、ぜひ御社にも入って頂き弊社の取引先起業様のビジネス発展の為にご協力いただけないかと思いご連絡いたしました。
へー、うちが中国進出や卸が強いことをHP読み込んでくれてるんだ!
ちょっと得意げになってしまった蜜子w
つきましては、具体的にどのようなビジネスをされているのかお聞きすることはできますでしょうか?
こちらに話させてくれる時間を作る術。そして気持ちよく話しちゃう鴨ネギ蜜子
そうなんですね!それはすごいですね。
そんなところまでできるんですね!
まさにうちの企業様が欲しているルートですね
などなど褒める営業マン。
乗せられる蜜子♪手のひらで踊りまくる♪踊りまくる~♪
ぜひ、アポを取らせていただきたいのですが、来週はいつがご予定よろしいでしょうか?・・・○月○日何時ですね!
っと、アポまで取っちゃうノリノリの蜜子だったが、ふっと冷静になりました。
待てよ?こんな弱小零細企業にわざわざ仕事をお願いしたいってちょっと怪しくないか?と。
そう!確かに踊らされていたけども私は知っている!自分の会社の規模と実力を!
そこで質問してみることにしました。
あ!すいません、最後一点だけお伺いしたいのですが、こちらってうちがコンサル料を支払うっていうことはないですよね?
すると、営業マンが、あ!ついに鴨がこのトリックに気付いたな?という様子で急に小声・弱気になり…
はい、こちら…月額17000円のコンサル料をいただいています!
あー、そういうことですね(あくまでも感じ良く)
それであれば大丈夫です(お断りします)
月額固定費をお支払いして新規のお客様を増やそうとは思っていないので、今回は残念ですが…と言うと、瞬時に電話を切られました(笑)
営業電話に気をつけるポイント
最近の営業マンは、とにかく話術やトークの入りが上手いです。
そのため、最初に営業だとは思わず、引っかかってしまった…という事例も多々あります!
こちらにメリットがあるように見せかけて、サブスクのように月額コンサルを取るスタイルも多くなっています。
気をつけるポイントとしては3つ!
- 自身の会社や自身を過大評価しないこと。
- 美味しい話には裏あり?こちらが支払うものがある前提の話なのかを冒頭で確認する
- 仮に営業電話でも対外の評判を気にして最後まで感じ良く!
起業して頑張ってきたわけですから、自分の会社に自信を持つことはもちろん良いことです。
しかし、過信をしてはいけません。その過信がスキを作って営業に引っかかってしまう原因になってしまいます。
そして、最初にハッキリと支払いが生じるものなのか確認することも大切!
凄腕営業トークに流されないってことはもちろんですが、お互いに無駄な時間を使わないためでもありますね。
そして営業電話であっても、どこでどんな噂が回るかわからないため、常に感じよく誠実な対応を心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか。
自分の会社を持つと色々な営業が来ますが、かつて今まで営業電話で美味しい話があったことはほとんどないですね。一件だけ、「雑誌の取材で元CAとしてコメントしてください。ギャラは5000円」っていうのはありましたけど(笑)
もちろん、本当にいいお話が来る場合もありますし、このかかってきたコンサル会社が決して悪い会社とか詐欺的会社と言っているわけではありません!
ネットで会社名を検索してみたら、むしろ上場している中小企業向けのコンサル会社のようでした。
ただ、メールや電話の営業が特にイケイケで、電話もその後も違う担当者から何回か同じ文言で電話がかかってきました。
また、迷惑メールを覗いてみると、ここの会社から3日に1回はメール営業が来ていました(笑)
相手も仕事なので必死です。
営業に引っかかって後から後悔しないためにも、冷静に対処するようにしましょう。